群馬郡岩鼻村第19号古墳・高崎市綿貫町市ヶ原1117所在古墳 |
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| 群馬郡岩鼻村第19号古墳 現在の高崎市綿貫町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ66尺(約19.9m)、高さ8尺(約2.4m)とある
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| 昭和10年当時は国有地で、地目が小社地となっているが、現在では個人所有の畑となっているようだ 平成10年に刊行された綿貫観音山の発掘調査報告書内には「普賢寺東古墳」という円墳が「径約30m川原石積み壁面赤色塗彩石室」と紹介されているのだが、これは本古墳のことなのか、それとも道路の向かいの墓地(高崎市綿貫町堀米内1552所在古墳)のことなのか、はっきりしない
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| 高崎市綿貫町市ヶ原1117所在古墳 高崎市綿貫町にある円墳で、綜覧記載漏れ
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| 綜覧記載漏れなのは、当時このあたりが陸軍岩鼻火薬製造所の敷地内にあり、防諜上の観点から調査ができなかったためである 本古墳は群馬県立歴史博物館の入口前の芝生内にあるが、先述の綿貫観音山古墳発掘調査報告書によれば、「(綿貫古墳群の円墳群は)『群馬の森』の正面ゲート付近から芝生広場付近で、約30基前後が存在したと推定される」とある
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| この古墳のものと推定される調査図が県立歴史博物館に収蔵されており、それによれば角閃石安山岩加工材使用の横穴式石室を有しており、また後期古墳に通有の直刀・鉄鏃が出土しているらしい
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2008年6月26日(木)20:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 高崎市 | 管理
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