群馬郡佐野村第52号大山古墳 |
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| 群馬郡佐野村第52号大山古墳 現在の高崎市下佐野町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ198尺(約59.9m)、高さ23尺(約6.9m)とある
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| 高崎市史の編纂をする際、高崎市が墳丘の現況測量図を作成したところ、直径約56m、高さ約8mであったとのこと この数字は円墳としては非常に大きく、古墳めぐりハンドブックでは「県下最大の円墳であろう」と述べられている 墳丘自体は二段で構築されていたようだ
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| 綜覧では「湟阯有」とのことであるが、市史では「現在の周囲の地割りには周堀の痕跡らしいものは認められないが(中略)かつては地割りにその痕跡を残していたのかもしれない」とある 古墳めぐりハンドブックには「かつての周濠部分が、周りの水田としてよく残る」とあるが、書かれた内容が古いような・・・
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| 南西より見る 市史にある「南西部分破壊」の箇所である
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| さて、忘れてはならないのが、本古墳に隣接していた綜覧群馬郡佐野村第53号茶臼山(鏡餅山)古墳の存在 本古墳とほぼ同規模の円墳で、両古墳が並ぶ姿はさぞや壮観であったと思われる しかし、茶臼山古墳は市史で「直径57mの見事な墳丘を残すものであったが、土地改良工事の中で調査されることなく平夷される無惨な結果を迎えた」と書かれるほど、その消滅が惜しまれている
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2009年3月11日(水)22:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 高崎市 | 管理
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