厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



勢多郡桂萱村第9号大塚古墳・勢多郡桂萱村第66号二子塚古墳

勢多郡桂萱村第9号大塚古墳
現在の前橋市東片貝町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ190尺(約57.8m)、前方部の高さ8尺(約2.4m)、後円部の高さ23尺(約6.9m)とある



石室部分
言われないと分からないほど改変されてしまっている
墳丘自体は後円部がよく残っているが、前方部はだいぶ削られ片貝神社の社殿が載っかっている



勢多郡桂萱村第66号二子塚古墳
現在の前橋市堀之下町にある前方後円墳で、綜覧では全長241尺(約73.0m)、前方部の高さ23尺(約6.9m)、後円部の高さ26尺(約7.9m)とある



綜覧に「一名正円寺塚」と記載されているとおり、墳丘南側には正円寺というお寺が建っている
明治2年に発掘され、直刀、鉄鏃、人骨が見つかっているのだが、後円部に初期の横穴式石室、くびれ部に竪穴式石槨を有する珍しい形態を持つ



2008年9月6日(土)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

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