厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



総社二子山古墳その2

さて、この古墳の特徴は、前方部と後円部それぞれに横穴式石室があるということ
この2つの石室は同時に作られたものではなく、わずかに時代差がある



墳丘上部より、前方部石室入口周辺を見下ろす
草に埋もれて見づらいが、わずかに前庭部が見受けられる



前方部石室入口
4年ちょっと前に、崩落の危険があるということで立ち入り禁止となってしまい、現在は中を見ることが出来なくなったのは残念な話である
こちらの石室は6世紀末のもので、自然石乱石積
玄室に胴張りが見られるらしい



墳丘上部より後円部石室部分を見下ろす
金網のかかっている部分は石室入口ではなく、天井石の崩落した箇所である



後円部石室入口
こちらはだいぶ以前に天井石が崩落しており、その頃から見学不能となったため、この通り厳重に柵が巡ってしまっている
石室は6世紀後半のもの、角閃石安山岩の削石積(一部資料に乱石小口積との記載あり)で一部に切組も見られるとのこと
こちら側は胴張りのない玄室らしい



2008年4月25日(金)22:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

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