厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



2008年9月を表示

前橋市大室公園その3

大室公園の南には、三棟の古代住居が復元されている


定番ともいえる竪穴式住居


高床式建物


こちらから見ると、ちょっと趣が違う感じ


平地式住居
休憩所としても使われている



2008年9月30日(火)20:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

前橋市大室公園その2

大室公園、上毛古墳綜覧勢多郡荒砥村第55号後二子古墳の南にある全体模型
4つの前方後円墳のほか、前橋市M-1号古墳から前橋市M-6号古墳までの6基の古墳も位置がしっかり載っている
右側のおびただしい方形状のものは住居跡を示している
また、綜覧勢多郡荒砥村第55号後二子古墳のそばの赤い立方体は、現在位置を示している



全体模型を囲む柵の前に据えつけられている説明看板その1


説明看板その2


説明看板その3


説明看板その4


2008年9月29日(月)22:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

前橋市大室公園その1

前橋市大室公園
ここ数日連続して紹介している古墳は、この広い公園にある
この看板で、だいたいの位置関係が掴めるはず



こんな看板もある
水彩画風で個人的には好み



古墳の周辺にはこの看板もあり、文化財保護を呼びかけている
しかし逆に言えば、一般の人々の文化財に対する意識がいかに低いかということを、如実に示しているということでもある



おまけ、大室公園の駐車場から見てすぐ西側にある、上毛古墳勢多郡荒砥村第57号古墳と思われる古墳状のマウンド
綜覧勢多郡荒砥村第57号古墳は、現在の前橋市西大室町にある円墳で、綜覧では大きさ115尺(約34.8m)、高さ16尺(約4.8m)とある。一部の文献で、調査の結果帆立貝形古墳であるとされているらしいが、詳しくは不明



2008年9月28日(日)22:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第56号小二子古墳その2

基壇部は一般の前方後円形であるが、二段目は柄鏡型に近い前方後円墳となっている
こうしたかたちは、赤城山南面、粕川流域周辺の前方後円墳、帆立貝形古墳によく見られるものらしい



肉眼で見ると、その広がりもよく分かるのだが、写真ではどうしても視野が制約されてしまうので分かりづらい
本古墳の奥に見えるのは、綜覧勢多郡荒砥村第55号後二子古墳



南から見る
それにしても、どこから見ても墳丘上に林立する埴輪に目が行く



発掘調査時、後円部の石室は閉塞石が残っていた
横穴式石室を持つ古墳の多くが、かつてはこのような姿であったと思われる
しかし残念ながら、本古墳の場合、発掘調査当時の写真や図面を見る限り石の配列が異なっている部分もあちこちに見受けられ、、完全にオリジナルの姿ではないようだ



東から見る
同じ前橋市大室公園内にある前橋市M-1号古墳も本来、おそらくはこのような姿をしていたものと思われる



2008年9月27日(土)21:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第56号小二子古墳その1

勢多郡荒砥村第56号小二子古墳
現在の前橋市西大室町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ100尺(約30.3m)、前方部の高さ7尺(約2.1m)、後円部の高さ10尺(約3m)とある



墳丘はだいぶ崩され、石室材の一部が失われていたが、このとおりきれいに復元され、レプリカ埴輪も並べられていて実に見栄えがする


・・・のであるが、ちょっと下草が繁茂してくると、基壇部の円筒埴輪が埋もれかけてしまうのが惜しいところ


北より見る
実際に目の前で見ると、本当に小さな前方後円墳であるが、これでも立派な国指定史跡なのである



説明看板


2008年9月26日(金)21:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第55号後二子古墳その2

後円部
手前にあるのが、説明看板の埋め込まれた石材



石室入口周辺には墓道が再現されている


石室入口


綜覧勢多郡荒砥村第51号前二子古墳と違い、内部はよく見えなかった


2008年9月25日(木)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第55号後二子古墳その1

勢多郡荒砥村第55号後二子古墳
現在の前橋市市大室町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ330尺(約99.9m)、前方部の高さ26尺(約7.9m)、後円部の高さ28尺(約8.5m)とある



前方部の向こうに後円部を望む
本古墳も、鬱蒼とした木立に覆われ、墳丘全体を見渡しづらい



横から見る前方部


墳丘南東側にある説明看板


墳丘北西側にある説明タイル


2008年9月24日(水)22:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第229号中二子古墳その2

前方部


後円部
綜覧勢多郡荒砥村第51号前二子古墳のあとに築造、綜覧勢多郡荒砥村第55号後二子古墳に先行することから、主体部は横穴式石室と推定されるが、開口しておらず未調査
調査でも盗掘孔が見つかっておらず、未盗掘の可能性が高い
となると、かなり豪華な副葬品が残っているものと思われる



前方部南西側より見る
古墳めぐりハンドブックには「周堀に水を湛えており、あるいはありし日の古墳の姿に近いかも知れない」と記されているが、現在その水はまったく残っていない
公園として整備されたときに、引き上げてしまったのだろうか



前方部北西側より見る
こちらからは、木立であまり墳丘が見渡せない
綜覧によれば、本古墳は御諸別王の陵墓という伝承があるようだ



2008年9月23日(火)22:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第229号中二子古墳その1

勢多郡荒砥村第229号中二子古墳
現在の前橋市西大室町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ478尺(約144.8m)、前方部の高さ31尺(約9.4m)、後円部の高さ33尺(約9.9m)とある



周堀中堤部に立つ盾持ち人埴輪のレプリカ
高崎市保渡田古墳群の盾持ち人埴輪とはだいぶ趣を異にする



墳丘南東側にある説明看板


墳丘北西側にある説明タイル


2008年9月22日(月)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第51号前二子古墳その3

石室内部、羨道部より玄室方向を見る


玄門前に置かれた扉石・・・のレプリカ
なぜなら、触れるとかなり軽い音がする



玄門の先、玄室部の床に置かれた副葬品のレプリカ


玄室部


扉石の位置より見る羨道部


2008年9月21日(日)21:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理


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