勢多郡荒砥村第344号おとうか山古墳 |
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| 勢多郡荒砥村第344号おとうか山古墳 現在の前橋市富田町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ165尺(約49.9m)、高さ16尺(約4.8m)とある
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| 綜覧では発掘の有無については無とされているが、群馬県遺跡台帳では「発掘の跡があるが、出土品の話を聞かない」とある
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| また、台帳では径30mと書かれており、綜覧記載の数字より少ない 墳丘は円形を保っているものの、形状から見る限り裾部をいくらか削り取られたようである
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| 墳丘の東側には、古い墓がいくつか移設されており、所有者がしっかりと管理しているようであった この周辺には他にもいくつか古墳の存在が記録されているが、現在は消滅したようだ
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2008年9月10日(水)21:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡荒砥村第296号古墳 |
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| 勢多郡荒砥村第296号古墳 現在の前橋市二之宮町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ不詳とある
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| 現在、所在地名の小字から「峯上古墳」と呼ばれ、群馬県遺跡台帳では「現状径5m、高さ1m」と記されている
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| こちらから見るとそこそこに墳丘は残っているように見えるが、遺跡台帳では「かなり平夷が進んでいる」とある
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| 北より見る 本古墳から200mほど南には綜覧勢多郡荒砥村第295号金比羅山古墳が所在するのだが、ものすごい藪で墳丘が見渡せず、見学を断念した
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2008年9月9日(火)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡荒砥村第1号古墳その2 |
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| そしてこれが最近の姿 裾部を改変されてしまってはいるが、墳丘そのものはしっかり残っている
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| 昨年冬の画像には、墳丘上に何やら小祠が写っており、信仰の対象になっているようだったが、この道があるということは、その小祠も残ったということか
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| 西から見る
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| 南南西より見る
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2008年9月8日(月)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡荒砥村第1号古墳その1 |
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| 勢多郡荒砥村第1号古墳 現在の前橋市荒子町にある円墳で、上毛古墳綜覧では径99尺(約29.9m)、高さ13尺(約3.9m)とある
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| 元々は木々が生い茂っていたそうであるが、宅地開発のため周辺を含めきれいに整地され、古墳の姿を拝めるようになった
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| とはいえ、墳丘上には竹を伐採した跡が見受けられ、恐らく封土は竹の根に侵食されているものと思われる
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| 墳丘の裾部付近に、コンクリ片が積み上げられているあたりに、石室があるものと推測される 綜覧にも「石槨現存」と記載されているが、現状では確認できなかった
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2008年9月7日(日)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡桂萱村第9号大塚古墳・勢多郡桂萱村第66号二子塚古墳 |
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| 勢多郡桂萱村第9号大塚古墳 現在の前橋市東片貝町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ190尺(約57.8m)、前方部の高さ8尺(約2.4m)、後円部の高さ23尺(約6.9m)とある
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| 石室部分 言われないと分からないほど改変されてしまっている 墳丘自体は後円部がよく残っているが、前方部はだいぶ削られ片貝神社の社殿が載っかっている
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| 勢多郡桂萱村第66号二子塚古墳 現在の前橋市堀之下町にある前方後円墳で、綜覧では全長241尺(約73.0m)、前方部の高さ23尺(約6.9m)、後円部の高さ26尺(約7.9m)とある
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| 綜覧に「一名正円寺塚」と記載されているとおり、墳丘南側には正円寺というお寺が建っている 明治2年に発掘され、直刀、鉄鏃、人骨が見つかっているのだが、後円部に初期の横穴式石室、くびれ部に竪穴式石槨を有する珍しい形態を持つ
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2008年9月6日(土)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡桂萱村第58号ほっこし塚古墳 |
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| 勢多郡桂萱村第58号ほっこし塚古墳 現在の前橋市荻窪町にある円墳で、上毛古墳綜覧では径72尺(約21.8m)、東西の大きさ53尺(約16.1m)、高さ8尺(約2.4m)とある
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| 樹木の陰になっており、ちょっと気付きにくい場所にある 実質、冬場にしか見られないと言ってもよい感じ
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| 綜覧によれば2尺3寸(約69.7cm)の長刀が出土しているとのことである
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| 夏場の本古墳周辺の状況 墳丘自体は中央の一段と背の高い木の下にあるのだが、下草も多くて見通しが利かない状態である
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2008年9月5日(金)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡桂萱村第57号古墳 |
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| 勢多郡桂萱村第57号古墳 現在の前橋市荻窪町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ30尺(約9.1m)、高さ3尺(約0.9m)とある
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| 本古墳は荻窪神社の社殿裏にあるのだが、大正年間に社殿の改築があり、その際に墳丘を大きく削り取られてしまっている
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| そのため、外からは墳丘が残っているようには見えないが、確かにその名残があった ただし、群馬県文化財情報システムのプロット位置がずれているので注意
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2008年9月4日(木)21:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡桂萱村第52号薬師塚古墳 |
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| 勢多郡桂萱村第52号薬師塚古墳 現在の前橋市亀泉町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ56尺(約16.9m)、高さ10尺(約3m)とある
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| 説明看板は半分がどこかへ消えてしまい、残った部分もこのとおりボロボロになってしまっている 消えてしまった部分も補うと、こういう文章になる
薬師塚古墳(やくしづかこふん) 前橋市亀泉町字西前原にある。 1973年に土地改良事業に伴って前橋市教委が調査した。 寺沢川右岸段丘上の基盤層を堀込んで構築された直径20m、高さ3.5mの円墳で、 一部に葺石がある。埋葬施設は安山岩自然石積の袖無(そでなし)型横穴式石室で、 玄室は長さ2.35m、奥幅1.1m高さ1.5mの大きさである。天井石は奥から3石、 2.85mまでは残っていたがほかは破壊されていた。 石室床面は15cmほどの厚さで玉石を敷き詰めていた。墳頂部から須恵器大甕 (すえきおおがめ)と碗(わん)、石室内から直刀4、刀子(とうす)1、耳環(じかん)6、 管玉2、小玉10、鉄鏃(てつぞく)、馬具破片などが出土し、石室奥壁から60cmの ところで骨粉が玉とともに出土した。 6世紀初頭ころの構築と考えられる。 出土品は前橋市教委に保管されている。 〈井上唯雄〉 [文献] 「薬師塚古墳発掘調査報告書」 前橋市教委1973(昭和48年)
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| 現在の石室残存部分 石室入口というわけではないということであるが、それにしても他の石室材はどこへ行ってしまったのだろう
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| 外から見る奥壁部 封土もなく、露出している石室以外には古墳としての面影はあまりない感じ
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2008年9月3日(水)21:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡南橘村第6号丑子塚古墳・勢多郡桂萱村第51号新田塚古墳 |
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| 勢多郡南橘村第6号丑子塚古墳 現在の前橋市上細井町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では径148尺(約44.8m)、前方部の高さ13尺(約3.9m)、後円部の高さ10尺(約3m)とある
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| とはいえ、現在墳丘は藪に覆われ、墳形すら確認できないほど 綜覧には「石槨ヲ存ス、入口破損セルヲ以テ入ルヲ得ズ」とあるのだが、その崩壊した石室入口もどこにあるのやら、さっぱり分からない状態であった
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| 勢多郡桂萱村第51号新田塚古墳 現在の前橋市上泉町にある円墳で、綜覧では大きさ155尺(約46.9m)、高さ15尺(約4.5m)とある
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| 墳形の違いはあるが、墳丘の西に道路があり、緑に覆われているあたりは、綜覧勢多郡芳賀村第48号オブ塚古墳とよく似た立地である ただし、本古墳は主体部未発掘とされている
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| 説明看板 ちなみに「桂萱」は「かいがや」と読む しかしこの新田塚(にったづか。しんでんづかではない)という名の由来は何なのだろう・・・
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2008年9月2日(火)22:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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勢多郡芳賀村第48号オブ塚古墳 |
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| 勢多郡芳賀村第48号オブ塚古墳 現在の前橋市勝沢町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では前方部の径66尺(約19.9m)、後円部の径155尺(約46.9m)、前方部の高さ7尺(約2.1m)、後円部の高さ16尺(約4.8m)とある
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| 説明看板 ここに書かれた大きさを見ると、綜覧記載の後円部の径とは直径ではなく円周のことかとも思えるのだが、実際どうなのだろう あるいはただの誤記誤植か・・・
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| 石室入口 かつては自由に見学出来たようだが、現在は柵が設けられ、石室への立ち入りが出来なくなっている
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| その柵越しに撮影した石室内部 綜覧には「皇子ノ墳墓及火雨伝説アリ」とあるが、どこの何という皇子のことなのやら・・・ ちなみに「オブ塚」とは「大塚」の転訛と聞いたことがある
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2008年9月1日(月)21:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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