厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



2008年9月23日を表示

勢多郡荒砥村第229号中二子古墳その2

前方部


後円部
綜覧勢多郡荒砥村第51号前二子古墳のあとに築造、綜覧勢多郡荒砥村第55号後二子古墳に先行することから、主体部は横穴式石室と推定されるが、開口しておらず未調査
調査でも盗掘孔が見つかっておらず、未盗掘の可能性が高い
となると、かなり豪華な副葬品が残っているものと思われる



前方部南西側より見る
古墳めぐりハンドブックには「周堀に水を湛えており、あるいはありし日の古墳の姿に近いかも知れない」と記されているが、現在その水はまったく残っていない
公園として整備されたときに、引き上げてしまったのだろうか



前方部北西側より見る
こちらからは、木立であまり墳丘が見渡せない
綜覧によれば、本古墳は御諸別王の陵墓という伝承があるようだ



2008年9月23日(火)22:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理


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