新屋村第17号さつき塚古墳・岩平村第1号八幡塚古墳 |
|
|
北甘楽郡新屋村第17号さつき塚古墳 現在の甘楽郡甘楽町庭谷地区、鏑川の南側に位置し、上州福島駅から北東に約1.4kmほどの場所にある 上毛古墳綜覧では大きさ15尺(約4.5m)、高さ6尺(約1.8m)。墳頂部には「厄除地蔵尊アリ」とのこと
| |
|
この階段の石が怪しいなぁなどと、相変わらず古墳脳な思考ばかりしてしまう 果たしてこれは本当に古墳なのだろうか?
| |
|
裏に回ってみると、確かにそれっぽい雰囲気がある 同じ墓だということで、周囲が墓地となった古墳も多いし、まぁそういうことにしておこう 綜覧では、発掘の有無に触れてないくせに刀が出土と記載されている
| |
|
北甘楽郡岩平村第1号八幡塚古墳 現在の多野郡吉井町岩崎地区にある円墳で、西吉井駅の北北東約1.4kmに位置し、綜覧では大きさ120尺(約36m)、高さ18尺(約5.4m)とある 見る限りかなり存在感のある墳丘だが、近くにあったはずの5号(綜覧では1号の陪塚とされている)などは削平されたらしく、岩平村の古墳はこれしか残っていないようだ
| |
|
綜覧では「石槨存ス」とあるが、草に埋もれたのかそれとも土が覆い被さったのか、石室材すら見つからなかった 周囲は新興住宅地化が進んでおり、この古墳もいつまで残るか・・・ ここの北側には東吹上遺跡があり、古墳時代後期の住居跡や土器が出土しており、関連性も考えられそうだ (東吹上遺跡自体は縄文・弥生・古墳・平安期の複合遺跡)
| |
|
May.10.2008(Sat)23:08 | Trackback(0) | Comment(0) | 甘楽郡甘楽町・多野郡吉井町 | Admin
|