前橋市山王廃寺その1 |
|
| 前橋市総社町山王廃寺 7世紀後半に建てられた、古代東国では最古級の寺院跡で、現在は日枝神社が建っている 「山王」の名はこの日枝神社のことであり、周囲には字昌楽寺廻という地名もある この昌楽寺が、後の山王廃寺、放光寺とされているが、昌楽寺自体は治承4(1180)年に焼失している
| |
| 以前見学に訪れた際は、この石製鴟尾や根巻石、塔心礎程度しか見ていなかったのだが・・・
| |
| 昨年11月23日に、発掘調査の現地説明会があり、そこで改めてこの廃寺のすごさを知った 群馬の古代史をかじった人間ならよく知っている「放光寺」の瓦が、目の前にあったのにはとてもワクワクした
| |
| 法隆寺五重塔内に、釈迦の入滅を描いた塑像のジオラマのようなものがあるのだが、ここ山王廃寺にもそういったものがあったともみられているらしい そして、その塑像の破片がこれだということである
| |
| このあたりの金銅製品は、は古墳の副葬品にも通じるようだ まぁ、宝塔山古墳や蛇穴山古墳の被葬者が、山王廃寺の建立に関わった豪族だともいわれているくらいだし
| |
|
2008年6月4日(水)19:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
|