前橋市第3号唐櫃山古墳石棺 |
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| 前橋市第3号唐櫃山古墳石棺 前橋市文京町にあった帆立貝式古墳で、上毛古墳綜覧では大きさ120尺(約36.4m)、高さ10尺(約3.0m)とある
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| 説明看板 ステンレスだと、文字が見づらい・・・ 唐櫃山古墳自体は、古くに削平されており、現在宅地になっているが、出土した石棺が唐櫃山古墳の所在した場所から北西に約900m離れた中川小学校の校庭に展示されている
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| 石棺自体は風化が進み、苔むしてしまっている 蓋の部分は所在不明だが、高崎市不動山古墳(綜覧群馬郡岩鼻村第15号不動山古墳)のように、覆屋でもかけられないものだろうか 現物を見る限り、長さはかなり短いもので、現代人と古代人の身長差はそんなにあったのだろうかとも考えてしまう
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| 比較的古い家形石棺とのことだが、これを見ると確かに総社愛宕山古墳(綜覧群馬郡総社町第10号愛宕山古墳)の家形石棺を彷彿とさせるものがある 手前には石室材と思われる石があり、もしかしたら石室の側壁あたりに収まっていたものなのかも知れない 何となくだが、榛名山二ッ岳由来の角閃石安山岩のように見える
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| 反対側には、石棺と同じくらいの大きさの巨石も置かれている これらの石については説明看板でも触れていないが、楔を打ち込んで割った加工痕がはっきりと見てとれる これも古墳の石室材なのだろうか
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2008年7月3日(木)22:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理
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