群馬郡岩鼻村第22号観音山古墳その3 |
|
| 石室内部 羨道部と玄室部で石の積み方が違うのは、藤岡市諏訪古墳(上毛古墳綜覧多野郡藤岡町第3号古墳)と共通するが、石の加工がだいぶ異なる
| |
| どちらも羨道部は河原石乱積であるが、本古墳のものは少々削石っぽく見える その辺は、勢多郡富士見村上庄司原2号古墳(綜覧勢多郡富士見村第9号古墳)のようにも見える
| |
| 奥壁が巨石ではなく角閃石安山岩の切組積というのも、勢多郡富士見村上庄司原2号古墳と似ている感じ 羨門部から奥壁までの距離が長いというのを除けば、であるが
| |
| 奥壁手前から石室入口を見る ここでは見学時に管理人さんが照明を点灯してくれるので、懐中電灯要らずで見学ができる
| |
| 側壁や奥壁の石のひとつひとつがさほど大きくないせいだろうか、天井石は実際以上にかなり巨大に感じられる 多野郡吉井町で産出する牛伏砂岩(うしぶせさがん)を6つも使用しており、一番大きいもので推定重量25トンとされている 吉井からここまでどうやって運んできたのだろうかとも考えさせられるが、それよりもこんな巨石を6つも運ばせた(もしくは巨石の塊をここで6つに切り分けた)権力と財力に注目したいところである
| |
|
2008年6月23日(月)22:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 高崎市 | 管理
|