勢多郡北橘村第70号朝日塚古墳・勢多郡北橘村第71号将軍塚古墳 |
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渋川市北橘町箱田に鎮座する木曽三柱神社 ここの境内に、2基の古墳が存在している このあたりは木曽義仲の家臣が、義仲討伐後に落ち延びてきたとされる場所で、神社名も古墳名も義仲にちなむものばかりである 所在地名の箱田も、それにまつわるという説がある
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勢多郡北橘村第70号朝日塚古墳 現在の渋川市北橘町箱田にある円墳で、上毛古墳綜覧では径54尺(約16.4m)、高さ9尺(約2.7m)とある
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昭和58(1983)年、多目的集会施設の建設に伴い発掘調査、その後大部分が削平された 発掘調査報告書によれば「削平範囲は前庭部と羨道の一部とすることとなり、石室の大半と墳丘の一部は危険防止の措置を取ったうえ残されることとなった」とあり、また実測図を参考に見ていくと、建物裏のこの部分は、墳丘の残存部位である可能性が高い また、建物の土台部分の一部も同様であると思われる
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勢多郡北橘村第71号将軍塚古墳 現在の渋川市北橘町箱田にある円墳で、綜覧では径69尺(約20.9m)、高さ13尺(約3.9m)とある
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現在、木曽三柱神社の社殿裏にあり本殿が載っかっている ところで、朝日塚古墳発掘調査報告書の巻末に、こんな文があった。歴史や文化財保護の観点からみても、大いに同意するところである 「現在本県に残っている古墳は2000基とも3000基ともいわれるが、これ以上古墳をなくすことはできない」
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Jun.22.2008(Sun)22:56 | Trackback(0) | Comment(0) | 渋川市 | Admin
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