勢多郡横野村第27号弁天塚古墳 |
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| 勢多郡横野村第27号弁天塚古墳 勢多郡赤城村を経て、現在の渋川市赤城町樽にある円墳で、上毛古墳綜覧では径24尺(約7.3m)、高さ8尺(約2.4m)とある
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| この塚の頂部には弁天様をはじめとする石造物が立ち並び、これが弁天塚古墳かと思ったが、群馬県文化財情報システムでプロットされた位置と違っていた さらに、群馬県遺跡台帳には「第27号墳は石置場頂は石祠」とあり、見学時に非常に混乱した
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| これはおかしいと思い、周囲を見回したところ、塚の北西に怪しげな石祠を発見。巨石の上に載っかっているあたりが、遺跡台帳の記述そのままだ さっそく渋川市教育委員会に確認したところ、非常に興味深い話を伺った
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| この辺りは早くに圃場整備がなされ、調査をする前に弁天塚古墳をはじめとする古墳群のほとんどは消滅してしまい、原位置の特定すらできない状態であるとのこと
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| そしてこの巨石、弁天塚古墳の石室材(大きさからみて、奥壁であろうとのこと)であるとは100%断定できないものの、間違いなく古墳の石室材であり、弁天塚古墳のものである可能性は極めて高いとの話であった
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2009年3月30日(月)21:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 渋川市 | 管理
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