佐波郡三郷村第91号古墳 |
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| 佐波郡三郷村第91号古墳 現在の伊勢崎市安堀町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ243尺(約73.6m)、高さ20尺(約6.1m)とある
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| 現在、墳丘はかつても面影もないほどに崩され、墳丘の範囲がどこまであったのかは分からない状態となっている 綜覧記載時は近くの富士神社の所有で、「元富士祠アリ」とある 本古墳も発墳暦に載っているらしい
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| 墳丘上には、葺石に混じって埴輪片・土師器片が散在している
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| 本古墳の横穴式石室天井石は、意外な場所に現存している 綜覧佐波郡三郷村第100号富士古墳、つまりお富士山古墳の後円部に、まるでベンチのようなかたちでひっそりと置かれている
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| 綜覧には「石棺出シトイフ」とあるが、これは当時本古墳出土と勘違いされたお富士山古墳の長持形石棺のことらしい この天井石は掘り出されたあと「赤坂の石橋」として使用され、その後赤城神社(どこに鎮座するものかは不明)に移されたのち、巡り巡ってここに安置されたとの話がある
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2009年6月7日(日)21:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理
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