厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



多野郡吉井町

吉井町T198号・T200号

吉井町T198号
多野郡多胡村(現多野郡吉井町)の多胡古墳群に属する古墳で、上毛古墳綜覧にも記載されているはずなのだが、ここ多胡古墳群は数があまりにも多く、今ではどれがどれにあたるのか特定できないが多い
そこで吉井町教委では、現地で記載漏れも含めひとつひとつ照合し、新しく付番したために「T○○号」となった
ちなみに「T」は多胡村のアルファベット頭文字である



反対側に回ってみたところ
こちら側はすぐ左下にある道路の工事の際に大きく削り取られ、石室内部が露出している



露出した石室部分
もちろんここが石室入口ではなく、内部の断面部分だ
石室内部は埋められているが、周囲には石礫が多く、一見して積石塚かと思ってしまいそうになった



その道路沿いにT198号に隣接しているT200号
手前には元の墳丘裾部分を示しているのか、石が並べて置かれている



石室の奥壁か裏込めと思われる巨石も残っているが、埋まってしまったのか他に石室材と思われるものは見当たらなかった


2008年5月4日(日)21:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 多野郡吉井町 | 管理

多胡村第133号・一本杉古墳

その多胡村第122号・123号の南東にあるのが133号
墳丘やその周囲は古い墓や石宮、石堂があり、その多くは江戸時代前半期の年号が刻まれていた



これも122号の墳頂より


南東側には石室が開口している
奥行きはさほど深くなく、玄室部分が残ったものと思われる
石室内には古くから地蔵尊が納められていたようだ



そこから少し北東に行ったところにある一本杉古墳
上毛古墳綜覧多胡村第113号で、横穴式石室を持つが埋没している
ここでも墳丘上に石宮が置かれている



古墳名と違い、杉の木は生えていないのが可笑しい
まぁおいらは花粉症ではないので、どうでもいいのだがw
墳丘の左右端は耕作によって少し削り取られたようだ



2008年5月3日(土)22:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 多野郡吉井町 | 管理

多胡村第122号・第123号

上毛古墳綜覧多野郡多胡村第122号
現在は多野郡吉井町神保古墳群に属している
ネットの古墳仲間のS氏にご案内いただいた、数十基のうちの1基
これは北東側から見たところ



南側から見たところ
墳丘の周囲は花に囲まれている



登れということですね
分かります



ということで遠慮なく登ってみたら、隣接する古墳がよく見えた
これは多胡村第123号、左奥には180号も見える



122号を南東側から見る
その手前にも古墳と思しき小山があるが、古墳名は分からなかった



2008年5月3日(土)22:25 | トラックバック(0) | コメント(2) | 多野郡吉井町 | 管理


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