群馬郡佐野村第32号古墳 |
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| 群馬郡佐野村第32号古墳 現在の高崎市下佐野町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ20尺(約6.1m)、高さ6尺(約1.8m)とある
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| 定家神社の鳥居脇に現存しているが、こちらから見る限り、墳丘半壊であるようには見えないのだが・・・
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| 実際には、上越新幹線高架下の側道で墳丘を半分削り取られ、こんな姿となってしまっている 右奥には佐野村第30号古墳も見える
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| 高崎市史によれば、昭和54~55(1979~80)年にこの消失部分の発掘調査が行われ、その際の測量では東西約15m、南北約10m、高さ1.2mと記録されている そして墳丘は、このT字路いっぱいに広がっていたようだ
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| 墳頂部 実測図を見る限り、このくぼんだ箇所が横穴式石室の部分にあたるようだ 市史には「石室は破壊が進んでおり、奥壁、側壁の根石まで取り去られていた」とある 鉄鏃、金銅製耳環、土師器、須恵器が出土しているが、周堀は確認されていない
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2009年3月8日(日)21:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 高崎市 | 管理
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