厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



2008年10月を表示

伊勢崎市峯岸山古墳群26号古墳

伊勢崎市峯岸山古墳群26号古墳
伊勢崎市磯町にある円墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



磯沼という沼の堤防と一体化しており、見る角度によっては古墳と気付きにくい
昭和10年の県下一斉調査で看過されたのも、そのせいだろうか



そういえば、裾部もだいぶ改変されており、円墳としての面影もあまり感じられない


こちら側からだと、古墳だとはっきり認識できるのだが


2008年10月11日(土)22:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

伊勢崎市峯岸山古墳群6号古墳

伊勢崎市峯岸山古墳群6号
伊勢崎市磯町にある円墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



墳丘はだいぶ削り取られ、わずかにマウンドが残る程度


発掘を担当した佐波郡赤堀村教育委員会の調査によれば、主体部は横穴式石室であるらしい
そのほかにもいろいろと出土したということである



北西より見る
ここからだと、一番墳丘の残りがよく見えるようだ



2008年10月10日(金)21:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡赤堀村第297号ゴンゴン塚古墳

佐波郡赤堀村第297号ゴンゴン塚古墳
佐波郡赤堀町を経て、現在の伊勢崎市磯町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ60尺(約18.2m)、高さ9尺(約2.7m)とある



「ゴンゴン」とはずいぶんけったいな名前のように思えるが、これは「権現」が転訛したものらしい
左の背後には綜覧佐波郡赤堀村296号古墳、右の背後には伊勢崎市峰岸古墳群第26号古墳(綜覧記載漏れ)が顔を覗かせている



北東より見る
背後の赤い花が咲き乱れているあたりが、天幕城跡
本古墳の周囲にびっしりと立ち並ぶ植物を見ていると、親子古墳のように見えてくる



2008年10月9日(木)21:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡赤堀村第296号古墳

佐波郡赤堀村第296号古墳
佐波郡赤堀町を経て、現在の伊勢崎市磯町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ65尺(約19.7m)、高さ6尺(約1.8m)とある



しかしまぁ、何という傾斜だ・・・


南面の見晴らしがいいのは分かる。分かるんだけど・・・


「誰だよこんなところに古墳造ったのは・・・」とか思ってしまったのも、また事実


西より見る


2008年10月8日(水)20:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡赤堀村第295号古墳

佐波郡赤堀村第295号古墳
佐波郡赤堀町を経て、現在の伊勢崎市磯町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ65尺(約19.7m)、高さ15尺(約4.5m)とある



昭和10年の一斉調査の後、本古墳は墳丘を大きく削り取られ、石室材が露出するほどになってしまっている


西より見る
非常に傾斜のある丘陵の南面に造られているのが分かる
周辺には、葺石に使われていたという石があちこちに積み上げられている



南西より見る
東隣には綜覧佐波郡赤堀村第296号古墳が並んでいる
分布図を見ると、本古墳の南、この写真で言うと、写真中央付近の高さで、斜面を登る道路の東側に綜覧記載漏れ峯岸山古墳群14号古墳がプロットされているが、消滅したようだ



2008年10月7日(火)20:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡赤堀村第298号鎮守様後古墳

佐波郡赤堀村第298号鎮守様後古墳
佐波郡赤堀町を経て、現在の伊勢崎市磯町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ114尺(約34.5m)、前方部の高さ50尺(約15.2m)、後円部の高さ78尺(約23.6m)とある



説明看板
まったく判読できない状態である
綜覧によれば「鎮守様後」とあるのは「十二社跡」ということで、現在は「十二所古墳」もしくは「磯十二所古墳」と呼ばれている



後円部を北西より見る


さらに別の角度で見る


2008年10月6日(月)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡赤堀村第260号茶臼山古墳

佐波郡赤堀村第260号茶臼山古墳
佐波郡赤堀町を経て、現在の伊勢崎市赤堀今井町にある帆立貝形古墳で、上毛古墳綜覧では大きさ295尺(約89.4m)、前方部の高さ7尺(約2.1m)、後円部の高さ16尺(約4.8m)とある



初めて訪れたときに撮った写真
草木に覆われて、墳丘がはっきり見えない状態であった



再訪時には、このとおり
ようやく造り出し部を拝むことができた
綜覧やまいぶん群馬HPなどでは前方後円墳としているが、かみつけの里博物館の企画展などでは帆立貝形古墳としている
昭和4(1929)年に帝室博物館(今の国立博物館)技官により発掘され、墳頂部から8棟の家形埴輪、他にも多くの形象埴輪が多く出土している



説明看板
ここでは、墳形についてはまったく触れられていない
本古墳は前橋市大室古墳群を西に見下ろす丘陵の頂部に築かれているが、関連はないようである
主体部は竪穴式の木炭槨が2つ、一部資料では5世紀前半とも書かれている



2008年10月5日(日)21:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

前橋市M-6号古墳

前橋市M-6号古墳
前橋市西大室町にある円墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



南東より見る
主体部の辺りが陥没しており、盗掘痕と思われる
この陥没が細長く続いていることから、主体部は横穴式石室であると推定される



東から見ると、墳丘のかたちがよく確認できる


前橋市M-2号古墳があったと推定される位置より見る
これほどの至近の位置にありながら、M-2号の主体部は竪穴式であったということで、これらの差異は、年代の違いだけが理由なのかどうなのか、気になるところだ



2008年10月4日(土)21:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

前橋市M-4号古墳

前橋市M-4号古墳
前橋市西大室町にある円墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



葺石付きで復元するのはいいけど、整備を怠るとこうなるという例
何だか近寄りたくない雰囲気がしてくる



せっかく復元したのなら、説明看板くらいはあってもいいのではないだろうか


石室入口のつもりらしい箇所
これも、古墳や遺跡に造詣が深くない人には気付いてもらえないと思うのだが・・・



金属製と思われる復元埴輪が並んでいる


2008年10月3日(金)21:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

前橋市M-3号古墳

前橋市M-3号古墳
前橋市西大室町にある古墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



木の下にひっそりと残るが、中二子古墳の調査概報では墳形不明とある
現状保存されているようだが、大室公園内では全体模型やその周辺にある説明看板に位置が載っているだけで、詳しいことは何も分からない



概報では、「地形と占地位置を考えた場合、M-3、M-10(後二子)、M-11(小二子)の順番性はM-3→M-10→M-11といった構築順番が想定される」とある
後二子に先行する時期の築造ということになるが、こう書かれているということは、円墳ではなく前方後円墳もしくは帆立貝形墳であった可能性もあるということなのだろうか



西から見る
あまりに自然に木の下に入り込んでおり、言われなければまったく気付かないレベル



でも、東から見ると「あれ?」と思えるかたちをしている


2008年10月2日(木)21:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理


(3/4ページ)
最初 1 2 >3< 4 最後