厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



伊勢崎市

伊勢崎市華蔵寺裏山古墳その1

伊勢崎市華蔵寺裏山古墳
伊勢崎市華蔵寺町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



伊勢崎市史で挙げられている古墳であるが、文献どころか墳丘自体がどうもはっきりしない
前方後方墳かも知れないとか、比高に触れられていないとか、どうにもこうにも・・・



このスロープも、見るからに怪しい感じはあるのだが・・・


その上に、階段つきで墳丘そのものがあるらしい


墳頂部
どう見ても古墳という感じがしない
主体部は昭和38(1963)年に水道工事で破壊されたとのことだが、公園の管理作業をしていた業者の方に伺ったところ「水道設備なんかそこにはない」との話であった
この山が古墳であるとも全く認識しておられなかったのが気にかかる



2009年6月18日(木)21:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

伊勢崎市東光寺古墳その2

墳頂部に載る稲荷祠


さらに衣襲(きぬがさ)大明神の石塔も建つ
ご住職の話では、繭の神様を祀ったものであるとのこと



裏には「文久三年」とある。西暦でいえば1863年、薩英戦争やら八月十八日の政変やら、幕末のまっただ中だ
なお「中組」というのはこの辺りの地名の小字である



この石塔の前と階段に緑泥片岩が使われており、板碑由来のものかと色めき立ったが、どうもきれいすぎる
疑問に思ってこれについてもご住職に伺ったところ、最近外から持ってきたものであって、板碑でも石棺材でも何でもないとのことであった



2009年6月17日(水)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

伊勢崎市東光寺古墳その1

伊勢崎市東光寺古墳
伊勢崎市安堀町にある古墳で、上毛古墳綜覧記載漏れ



古墳名は群馬県遺跡台帳に拠った
高さ1.5m、径5mくらいの規模であるらしい



「西側、南側が変形している」とあるとおり、墳丘西側はこの状態


墳頂部


2009年6月16日(火)21:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第105号古墳

佐波郡三郷村第105号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、上毛古墳綜覧では規模不詳とある



古くから墳丘の破壊が進んでいたようで、葺石と思われる円礫しか残っていないような状態


伊勢崎市お富士山南古墳群としてはまだまだ現存する墳丘もあるのだが、古墳番号などの特定に至らないものばかりである


2009年6月15日(月)21:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その6

地表面より見る後円部は、非常に比高が高く見える


麦畑の向こうに出ると、もこっとした塊のようにしか見えないが・・・


陸橋に上がると、墳丘がはっきり見えてくる


後円部に沿ってきれいな円を描く道路


このアングルだと、無理に広角レンズで撮ったようにも見えてくるが、肉眼でもこう見えるのだから面白い


2009年6月14日(日)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その5

主軸延長線の先から見る前方部


北北東より見る前方部
こちらから見ると、状態はいいように見える



その位置からちょっと引いてみる
この辺りからは後円部もはっきりと見える



富士神社の石柱近くより見る前方部


同じ位置より見る後円部


2009年6月13日(土)21:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その4

JR両毛線によって断ち切られた前方部


かつてはその先にも土山状に前方部の一部が残存していた


その断ち切られたあたりを陸橋より見る


周堀の跡は全く残っていない


かつての前方部先端付近には、こんな石造物が置かれている


2009年6月12日(金)21:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その3

後円部からは、前方部越しにJR両毛線が見える
この両毛線の線路で前方部が断ち切られてしまっているのは惜しいところだが、本古墳以外にも、周堀の中を堂々と道路が横断していく太田市天神山古墳(上毛古墳綜覧新田郡九合村第69号男体山古墳)の例もあり、どうも群馬人というのは歴史を大事にしない印象がある



後円部墳頂部より見る前方部


最近、墳丘上の樹木が一部伐採されている


前方部墳頂部より見る後円部


前方部の傍らに建つ石碑
このあたりの旧家の人にまつわる記念碑らしいが、読んでも全然分からなかった



2009年6月11日(木)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その2

社殿の裏には、凝灰岩製の長持形石棺が安置されている


これは本物だが、本品から型を取って作ったレプリカが、高崎市の群馬県立歴史博物館と千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に存在する


アクリル越しに見る石棺
なかなかに精巧な造りだ



その反対側


床の上には、蓋石の残骸も置かれている


2009年6月10日(水)21:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第100号富士古墳その1

佐波郡三郷村第100号富士古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ600尺(約181.8m)、高さ52尺(約15.8m)とある



説明看板
古墳名を直した痕跡があるが、何か書き間違いでもしていたのだろうか?



墳頂部への階段を挟んで反対側には小さな祠が鎮座している
元は鳥居が建っていたらしく、付け根の部分が残っているが、何の神様を祀っているのだろうか



秋の日
階段の上から見る彼岸花がとてもきれいだった



さて、後円部墳頂部には古墳名の由来でもある富士神社の社殿が載っている


2009年6月9日(火)21:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理


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