厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



伊勢崎市

佐波郡三郷村第96号古墳・佐波郡三郷村第98号古墳

佐波郡三郷村第96号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ76尺(約23m)、高さ15尺(約4.5m)とある



現在、墳丘は大きく崩されており一見ただの土山にしか見えない状態


封土が露出していたが、葺石や石室材と思われる石は見当たらなかった


佐波郡三郷村第98号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、綜覧では大きさ72尺(約21.8m)、高さ12尺(約3.6m)とある



墳丘そのものはほとんど残っておらず、葺石と思われる石が積まれており、その上に石祠が載るだけである


2009年6月8日(月)21:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第91号古墳

佐波郡三郷村第91号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ243尺(約73.6m)、高さ20尺(約6.1m)とある



現在、墳丘はかつても面影もないほどに崩され、墳丘の範囲がどこまであったのかは分からない状態となっている
綜覧記載時は近くの富士神社の所有で、「元富士祠アリ」とある
本古墳も発墳暦に載っているらしい



墳丘上には、葺石に混じって埴輪片・土師器片が散在している


本古墳の横穴式石室天井石は、意外な場所に現存している
綜覧佐波郡三郷村第100号富士古墳、つまりお富士山古墳の後円部に、まるでベンチのようなかたちでひっそりと置かれている



綜覧には「石棺出シトイフ」とあるが、これは当時本古墳出土と勘違いされたお富士山古墳の長持形石棺のことらしい
この天井石は掘り出されたあと「赤坂の石橋」として使用され、その後赤城神社(どこに鎮座するものかは不明)に移されたのち、巡り巡ってここに安置されたとの話がある



2009年6月7日(日)21:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第89号観世音古墳

佐波郡三郷村第89号観世音古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ71尺(約21.5m)、高さ12尺(約3.6m)とある



綜覧に「観音ヲ祀ル」とあるとおり、観音堂が建つ
墳丘は方形に整形されてしまったが、裾部の土盛りに名残がある
手前には石造物が多数並んでいるのが分かる



墳頂部
木が生えていたものをそのまま整形したようだ



南東より見る


2009年6月6日(土)22:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第85号古墳・佐波郡三郷村第86号古墳

佐波郡三郷村第85号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ30尺(約9.1m)、高さ12尺(約3.6m)とある



現在、個人宅の裏手にある
綜覧では「稲荷祠アリ」とあるが、ここからでは確認できなかった



佐波郡三郷村第86号古墳
現在の伊勢崎市安堀町にある円墳で、綜覧では大きさ76尺(約23m)、高さ30尺(約9.1m)とある



墳丘南側は現在、宅地化により削り取られてしまっている
比高もだいぶ低くなっている状態である



墳丘北側にはこんな石が集められていた
葺石だろうかと、見ていて気になってしまった



2009年6月5日(金)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第66号古墳その2

南より見る


南東より見る


西北西より見る


2009年6月4日(木)21:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第66号古墳その1

佐波郡三郷村第66号古墳
現在の伊勢崎市波志江町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ40尺(約12.1m)、高さ9尺(約2.7m)とある



墳丘上には巨石が露出している


形状から見て天井石だろうか


2009年6月3日(水)22:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第34号古墳その2

墳丘上に祀られた薬師様


北東より見る


北西より見る


南南西より見る


2009年6月2日(火)21:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡三郷村第34号古墳その1

佐波郡三郷村第34号古墳
現在の伊勢崎市波志江町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ120尺(約36.4m)、高さ15尺(約4.5m)とある



墳丘の東側を粕川が流れる
そして北側、赤城山に重なるようにして綜覧佐波郡赤堀村第1号地蔵山古墳や綜覧佐波郡赤堀村第11号古墳の姿が見える



さて、本古墳自体は、墳丘上に薬師様が祀られている
その中にほどよく墳丘が残存している状態



2009年6月1日(月)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡伊勢崎町第6号稲荷山古墳

佐波郡伊勢崎町第6号稲荷山古墳
現在の伊勢崎市華蔵寺町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ115尺(約34.8m)、高さ13尺(約3.9m)とある



群馬県道103号深津伊勢崎線の脇に位置し、群馬県遺跡台帳では「御嶽山古墳」とある


墳丘上には石造物が多く並ぶ
綜覧では曲玉、刀出土とあり、台帳でも埴輪片の存在が記されている



墳頂部
台帳によれば「北部で葺石の露出している部分が見える」とのこと



2009年5月31日(日)21:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理

佐波郡伊勢崎町第1号赤石山古墳

佐波郡伊勢崎町第1号赤石山古墳
現在の伊勢崎市三光町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ82.5尺(約24.9m)、高さ8.9尺(約2.7m)とある



墳丘上は赤石稲荷となっている
その階段の脇にはしっかりと墳丘が残っている



群馬県遺跡台帳には金蔵院古墳の名で載っており、「墳丘の2/3は広瀬川の侵食により崩壊し1/3程残存」とある
ただ、「洪水等により更に崩落のおそれがある」というところがやはり気にかかる



綜覧には「円筒破片」出土とある
江戸期寛政4(1792)年、伊勢崎藩家老関重嶷(せきしげたか)が著した「発墳暦」にも名が出てくるらしい



社殿の奥には台帳記載の「無縫塔数基」が確認できる


2009年5月30日(土)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 伊勢崎市 | 管理


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