厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



前橋市

勢多郡荒砥村第147号古墳

勢多郡荒砥村第147号古墳
現在の前橋市西大室町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ100尺(約30.3m)、高さ26尺(約7.9m)とある



前橋市大室古墳群のすぐ南にあり、何らかの関係がありそうだ


墳丘はよく残っているが、綜覧記載の数字に比べると高さが半分以下に減ってしまったようだ


また、墳丘東側の裾部が削り取られてしまっているのが惜しいところ


北東側からは墓地や蕗の葉などであまり見通しが良くなった


2008年9月17日(水)21:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡粕川村第51号桜塚古墳・勢多郡粕川村第60号おとうか山古墳

勢多郡粕川村第51号桜塚古墳
現在の前橋市粕川町西田面にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ42尺(約12.7m)、高さ8尺(約2.4m)とある



本古墳は上毛電鉄粕川駅前の道をまっすぐに南下したところの信号手前、西側に前橋市役所粕川支所、東側に粕川郵便局という分かりやすい立地にある
この手前の道を中学時代、部活動の遠征で何度も通っていたのだが、ここでも古墳の存在にはまったく気付かなかった



勢多郡粕川村第60号おとうか山古墳
現在の前橋市粕川町深津にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ42尺(約12.7m)、高さ5尺(約1.5m)とある



簡素な造りではあるが鳥居が建てられ、お稲荷さんが祀られている
本古墳の西側には秋葉神社があり、こちらも古墳かと思ったが、綜覧にはそれらしきものの記載もなく、神社周辺にもマウンドもなく、近所の人にも聞いてみたがまったくそんなものはないとのことだった



西より見る
本古墳の南南西約1.5kmの地点には前橋市大室古墳群があり、それらとの関わりのありそうな古墳がもう少しあってもよさそうな気がする



2008年9月16日(火)21:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡大胡町第40号古墳

勢多郡大胡町第40号古墳
現在の前橋市横沢町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ28尺(約8.5m)、高さ5尺(約1.5m)とある



綜覧勢多郡大胡町第39号古墳の南にあり、綜覧では所有者も同じではあるが、こちらは特に出土品の話を聞かない


墳形から見て、裾部や墳頂部をだいぶ削り取られているのは確かなのだが・・・


北から見る
本古墳と綜覧勢多郡大胡町第39号古墳との位置関係はこんな具合である



2008年9月15日(月)21:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡大胡町第39号古墳

勢多郡大胡町第39号古墳
現在の前橋市横沢町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ39尺(約11.8m)、高さ6尺(約1.8m)とある



墳丘上には小祠が建っている
墳丘に立てかけられているのは、ビニールハウスの骨組みであるが、こういう置き方は感心できない



ビニールハウスの脇にぽっこりと残った円墳であるが、群馬県文化財情報システムによれば、獅噛環頭太刀が出土しており、古代オリエント文化とのつながりを彷彿とさせる


墳丘上に露出した石
石室材と思われる



本古墳のすぐ南側には綜覧勢多郡大胡町第40号古墳が所在する


2008年9月14日(日)22:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡大胡町第25号稲荷塚古墳

勢多郡大胡町第25号稲荷塚古墳
現在の前橋市上大屋町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ61尺(約18.5m)、高さ7尺(約2.1m)とある



説明看板
墳丘の大きさは、綜覧記載のものより大きいようだ



鳥居の脇から墳丘を見る


このとおり、墳丘は良い形が残っている


さすがに墳頂部はちょこっと削平されていそうな感じであるが、未調査とのことで是非とも内部を見てみたいものだ


2008年9月13日(土)21:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡大胡町第15号古墳その2

石室入口


羨道部


奥壁


奥壁部分から見る玄室入口と羨道部


天井石


2008年9月12日(金)21:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡大胡町第15号古墳その1

勢多郡大胡町第15号古墳
現在の前橋市堀越町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ88尺(約26.6m)、高さ9尺(約2.7m)とある



説明看板
現在、所在の地名をとって堀越古墳と呼ばれている
あちこちにサビが浮いているが、一応読める状態・・・だったのが、昨年の初夏



今年の夏に訪れてみたら、説明看板が新しくなっていた
書いてある内容もちょっと変わったのだが、真っ先に目がいくのは英文表記
前橋市内、特に総社の周辺の古墳は「Tumulus」と表記されていて、すっかりそれが馴染んでいたのだが、ここでは「Ancient mound tomb」と表記されている
「古代の土を盛った墓」と言えば、確かに外国人にも理解できそうではある



その墳丘も、北西側は道路でいくらか削られてしまっている


北側から見ると、築堤か何かのようにしか見えないというのも何だかなぁ・・・


2008年9月11日(木)21:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第344号おとうか山古墳

勢多郡荒砥村第344号おとうか山古墳
現在の前橋市富田町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ165尺(約49.9m)、高さ16尺(約4.8m)とある



綜覧では発掘の有無については無とされているが、群馬県遺跡台帳では「発掘の跡があるが、出土品の話を聞かない」とある


また、台帳では径30mと書かれており、綜覧記載の数字より少ない
墳丘は円形を保っているものの、形状から見る限り裾部をいくらか削り取られたようである



墳丘の東側には、古い墓がいくつか移設されており、所有者がしっかりと管理しているようであった
この周辺には他にもいくつか古墳の存在が記録されているが、現在は消滅したようだ



2008年9月10日(水)21:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第296号古墳

勢多郡荒砥村第296号古墳
現在の前橋市二之宮町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ不詳とある



現在、所在地名の小字から「峯上古墳」と呼ばれ、群馬県遺跡台帳では「現状径5m、高さ1m」と記されている


こちらから見るとそこそこに墳丘は残っているように見えるが、遺跡台帳では「かなり平夷が進んでいる」とある


北より見る
本古墳から200mほど南には綜覧勢多郡荒砥村第295号金比羅山古墳が所在するのだが、ものすごい藪で墳丘が見渡せず、見学を断念した



2008年9月9日(火)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理

勢多郡荒砥村第1号古墳その2

そしてこれが最近の姿
裾部を改変されてしまってはいるが、墳丘そのものはしっかり残っている



昨年冬の画像には、墳丘上に何やら小祠が写っており、信仰の対象になっているようだったが、この道があるということは、その小祠も残ったということか


西から見る


南南西より見る


2008年9月8日(月)21:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理


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