新田郡太田町第9号古墳その2 |
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| こうして見ると、程度はよいように見えるが、群馬県遺跡台帳では「円墳は径20m内外であったと思われるが、現在は著しく変形す」とある
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| 上毛古墳綜覧では「武人埴輪 馬埴輪」の出土が記録されている
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| 墳丘上には稲荷社が祀られている
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| 墳頂部
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2011年3月15日(火)22:00 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡太田町第9号古墳その1 |
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| 新田郡太田町第9号古墳 現在の太田市西本町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ77尺(約23.3m)、高さ8尺(約2.4m)とある
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| 現状、群馬県立太田高校の敷地内に、大切に保存されている 綜覧期に比べるといくらか比高が低くなっているようだ
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| 墳丘の傍らには、現在の古墳名を彫った石碑が建っている
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| 裏側には、綜覧記載の古墳番号も記されている
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2011年3月11日(金)22:22 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その6 |
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| さて、本古墳を語るとき、どうしても避けられないのがこのマウンドの存在 見ての通り鳥居が建ち、頂部には小祠が鎮座するのだが、太田市教育委員会ではこれが何の神様を祀っているのか、把握していないらしい
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| 平成13(2001)年の確認調査では、このマウンドについては測量調査だけが行われており、発掘調査はしていないとのこと 報告書では「中島」と題されてはいるが「平面形は円形でなくどちらかといえば繭形を呈しているといってよい」とある
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| 規模については「最大長軸長約6m、最大短軸長約4.3m」とあるが、これを鳥崇神社古墳の中島とみていいかどうか、個人的には疑問視したい 前方部を完全に削平された状況で、中島が現存するとは考えにくく、また仮に中島であるとしても、裾部が墳丘本体に連結してしまう場所でもある
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| 複数の古墳研究専門家に非公式に問い合わせたところ「前方部そのものが存在しない大型円墳の可能性」、「中島ではなく造り出しの可能性」も指摘されており、個人的にはやはりこれは造り出しもしくは前方部削平の残土で造られた後世の信仰塚であると推定したい
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| 古い資料ではあるが、群馬県遺跡台帳には「周堀と造出がみられる」と記載されている 仮に中島であったとすると、太田市のホームページに拠れば、もう一対の中島はこの民家のあたりに所在したことになるが、これも調査はしていないとのこと まだまだ、本古墳周辺の謎は解き明かされていない。今後の専門家の研究に期待したいところである
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2011年3月8日(火)20:53 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その5 |
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| 道路でカクッと曲げられてはいるものの、周溝のかたちが分かる
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| 削られた前方部の盛り土は、この周溝部を埋めるのに使われたのだろうか・・・と、想像をたくましくしてみる
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| 雪の日
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| その周溝の外堤から前方部があったとされるあたりを見ると、確かにそれっぽいような・・・
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| 鳥崇神社から少し離れて置かれているこの庚申塔が、なぜかとても気になった
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2011年3月4日(金)21:46 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その4 |
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| 春の日の後円部
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| 同じアングルで、雪晴れの日
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| この季節は、墳丘のかたちがはっきりと分かるのがいい
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| 神社の基礎部分 平成13(2001)年の確認調査は、ここの部分の改修工事に伴って実施されている
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| 西より見る 手前には、周溝のかたちが地割にはっきりと残っている
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2011年3月1日(火)21:27 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その3 |
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| 墳頂部にあるこの木は、どうやら落雷に遭ったことがあるようだ
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| 後円部墳頂部より見る前方部 ・・・といっても、前方部そのものがまったく残っていないが
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| 北西より見る裾部
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| 北側は、民家の塀が迫っており、いくらか削りとられていそうな感もある このあたりは、平成13(2001)年の調査で、墳丘にトレンチが入れられている部分であるが「後世の撹乱が著しく、葺石などの外表施設を確認することはできなかった」とのこと
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| さらにその先は排水溝になっているようだ
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2011年2月25日(金)19:55 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その2 |
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| 非常に比高のある後円部が残存しており、墳丘東側を走る群馬県道78号太田大間々線からも、はっきりとその高さを実感できる
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| 墳頂部には鳥崇神社の社殿が鎮座するが、元は富士神社だったとのことで、墳丘周辺には富士講の石碑が建っている
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| 昭和48(1973)年に行われた國學院大學の調査では、現状7.5mの高さを有しているとのことである
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| その後円部に載る社殿の基礎の改修工事に伴い、平成13(2001)年に太田市によって古墳の確認調査と測量調査がなされている
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| 墳頂部 國學院大學の調査データを元に、太田市では本古墳後円部の高さを8.0mと想定復元しており、つまるところ墳頂部は50cmほど削平されているということになるようだ
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2011年2月22日(火)21:28 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳その1 |
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| 新田郡鳥之郷村第66号鳥崇神社古墳 新田郡太田町を経て、現在の太田市鳥山中町にある前方後円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ205尺(約62.1m)、高さ42尺(約12.7m)とある
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| 現在、前方部は完全に削平されてしまっているが、綜覧期には前方部が現存しており、昭和48(1973)年の國學院大學の調査では、全長66m、後円部の高さ7.5mとされている。この数字から判断すると、戦後しばらくまでのあいだに後円部墳頂部がいくらか削平されているようだ
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| 春の日
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| 冬の日
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| 雪の日
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2011年2月18日(金)22:10 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第16号白山山古墳その2 |
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| 東光寺の敷地内には、コンクリで固められた怪しげなマウンドも存在する ご住職に伺ったところ「白山山と呼んでいるのはこのコンクリの方である」とのことで、太田市の遺跡地図とは一致しないことになる
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| この件を太田市教育委員会に確認したところ、本古墳周辺は「新野古墳群」という古墳群であり、敷地内のマウンドのどちらかが上毛古墳綜覧記載漏れになっている可能性を指摘いただいた
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| 綜覧では、古墳名の横に「(二子山)」とあり、二基の円墳である可能性も、前方後円墳である可能性も、どちらもあり得るようであるが、何分にも綜覧そのものが古い資料であり、その正確性を検討することは難しいとの話であった
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| 墳頂部
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2011年2月15日(火)20:36 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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新田郡鳥之郷村第16号白山山古墳その1 |
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| 新田郡鳥之郷村第16号白山山古墳 新田郡太田町を経て、現在の太田市新野町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ60尺(約18.2m)、高さ12尺(約3.6m)とある
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| 東光寺境内にあり、かつては本古墳の周辺にも何基かの古墳があり、新野古墳群を形成していたが、現存するのはここだけとなってしまったようだ
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| 北側は道路になっているが、ブロック塀越しに高い墳丘が認められる
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| 北東より見る
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| 墳頂部 おびただしい数の卵塔が建てられている
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2011年2月11日(金)21:08 | コメント(0) | 太田市 | 管理
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