勢多郡富士見村第25号古墳 |
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| 勢多郡富士見村第25号古墳 勢多郡富士見村時沢にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ50尺(約15.2m)、高さは56尺(約16.9m)とある (この高さは明らかに誤記もしくは誤植である)
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| 北東より見る 墳丘の全体を見渡すことは事実上不可能 墳丘の北側には道路に面して塀が建ち、その道路の向かいにあるのが綜覧勢多郡富士見村26号古墳 この位置からの本古墳は、肉眼では見られるものの、写真に撮るのはなかなかにつらい
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| 個人宅の裏手にあり、南側から墳丘にたどり着けるものの、こちら側は墓地となっている 墳丘の南東には石段があり、墳丘上に登れる
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| 石室入口は未開口ながら、天井石は失われているため、まるで古代ローマの入浴施設のか何かの遺構のようにも見える 本古墳は群大の尾崎教授によって調査されており、所在地名(富士見村時沢字鎧塚)から鎧塚古墳と名付けられている その調査では、径18.5m、高さ3.1m、入口未開口のため石室全長は不明ながら、転びを持つ横穴式両袖型自然石乱積と判明 なお、玄室内の長さは3.4m、幅1.95mとのこと
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| 結局、綜覧勢多郡富士見村第26号古墳のある諏訪神社の境内から、雪の日に見るのが一番よく見えるというオチ 尾崎教授の著書によれば、このあたりは白川古墳群という名があり、昭和10年の一斉調査に漏れたもので痕跡の認められるものはすこぶる多いとのこと
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2008年5月21日(水)23:00 | トラックバック(0) | コメント(2) | 勢多郡富士見村 | 管理
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