厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



2008年5月6日を表示

加牟那塚古墳

再び友人トミイエ(ko.i.tsu)氏から画像を頂いたので、これも貼ってみる

山梨県甲府市加牟那塚古墳
直径約45m、円墳としては非常に大きな径を持つ



例によって、詳しくは(ry

地名フェチとしては、所在地名の千塚(ちづか)という名前に反応してしまう



なぜかスズキ・ジムニーも一緒に写っている画像があったのでこれも貼る
しかしこれはでかいなぁ・・・



石室入口周辺
前庭部にあたる部分の墳丘裾部が石垣化されているのは後世の改変か?
墳丘自体は、3倍の大きさになった群馬県富士見村上庄司原1号墳といった感じ



石室入口
例によって柵が設けられ、施錠されている

しかし、高さ2mを優に超す石室を持つ円墳なんて、群馬にはあっただろうか・・・



2008年5月6日(火)22:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山梨県 | 管理

入野村第29号・第34号金比羅塚古墳

多野郡入野村第29号、現在の多野郡吉井町にある古墳で、ここから東に行けばもう藤岡市に入るという立地
けっこうな大きさの墳丘が残っており、あちこちに葺石が散らばっている



上毛古墳綜覧の記載では大きさ72尺(約22m)、高さ15尺(約4.5m)、さらに「石槨存ス」ともあるのだが、現状ではどうやら埋まってしまってしまったようだ
こちら側から見ると、葺石の数がものすごくて壮観といった印象



こうして見ると、石室が開口していそうな感じにも見えるんだけどねぇ・・・
掘ってみたいと思ったのは内緒だ



29号から西に1kmほど行った場所にあるのが34号で、綜覧では「金比羅塚」という名前が載っている
墳丘の規模については何も書かれていないが、刀と玉類が出土しているらしい
晴れているように見えるが、実は雨上がりで濡れている草むら。Gパンが膝まで濡れ、靴の中はグズグズになってしまった



裏から見ると、道路を通したときに段丘を削ったらしく、どこまでが墳丘なのか見分けがつかない
正面から見るとさほど段差はなく、コンクリで土台を固めて高さをかさ上げした祠でそれと分かったようなものだ
古墳の上には石宮や祠を建てることが多いので、もしこれらがなかったら気付かなかったかも知れない



2008年5月6日(火)22:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 多野郡吉井町 | 管理


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