厩橋どんぶり塚古墳
 
上毛古墳綜覧(昭和10年群馬県下一斉調査・昭和13年発行)をベースに巡る古墳ブログ    群馬県外の古墳にも浮気しつつ、ゆるゆると更新停滞中
 



2008年5月26日を表示

佐波郡上陽村第6号文殊山古墳・佐波郡上陽村第7号阿弥陀山古墳

佐波郡上陽村第6号文珠山古墳
現在の前橋市山王町にある円墳で、上毛古墳綜覧では大きさ165尺(約49.9m)、高さ20尺(約6.1m)とある



隣接する阿弥陀山古墳の墳頂より見る
綜覧や群馬県遺跡台帳では前方後円墳とあるが、金冠塚古墳(綜覧佐波郡上陽村第14号二子山古墳)の調査概報付録の分布図では円墳となっている
また綜覧には「オーボ山」という別名も記載され、地元では他に「おぼ山」「おぼう山」とも呼ぶのだが、これは「お坊山」が訛ったもので、本古墳の北西に位置する禅養寺のお坊さんのお墓が墳丘上にあることに由来する
本古墳は相当古くから墓地化されていたようで、戦国から江戸期にかけての武家の墓も見かけた



佐波郡上陽村第7号阿弥陀山古墳
前橋市山王町にある円墳で、綜覧では大きさ83尺(約25.1m)、高さ12尺(約3.6m)とある



隣接する文珠山古墳から見る
この角度からは見えづらいが、墳丘南側は墓地になっている
本古墳は割と状態がよく、二段構築であることがはっきり分かる



雪の日の二基


2008年5月26日(月)22:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 前橋市 | 管理


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